文部科学省は4日、小学6年生と中学3年生を対象とした全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の来年度以降の在り方などを調査検討する専門家会議を発足させ、10日に初会合を開くと発表した。全員参加方式から約3割の抽出調査に変更した今年4月の調査の検証を踏まえながら、教科増や調査方式などについて夏までに中間まとめを出す方針。
会議では、学力テストの目的や対象教科・学年、調査方式、実施頻度について検討する。国語と算数(数学)以外に教科を増やす場合は、準備の都合から早くても12年度以降になる。
同省は全国の都道府県・市町村教育委員会を対象に調査の目的や対象学年、規模、実施頻度などについてアンケート調査を実施しており、教育関係団体などからのヒアリングなどと合わせて検討の場に報告する。【本橋和夫】
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