「こどもの日」の5日、皇居の吹上御苑で、4年生以上の小学生を対象にした自然観察会が開かれた。
午前10時ごろから始まった初回には抽選で当選した35人が集まった。汗ばむ陽気の中、植物、鳥類、昆虫の専門家の案内を受けながら、1キロ余りの道を約1時間半かけて歩いた。
クヌギが生えた林では昆虫採集を行い、網を手にした子供たちは夢中で昆虫を追いかけた。キリギリス科の「クビキリギス」をつかまえた女児は「昆虫採集は初めてやった。こんな大きいのが捕れてうれしい」と喜んでいた。
吹上御苑には天皇、皇后両陛下がお住まいの御所があり、普段は公開されていない。陛下の発案で平成19年以降は春と秋に自然観察会が行われるのが慣例化しており、5月5日は毎年子供を対象としている。
【関連記事】
・
都心の穴場? 皇居入園者「9年連続」じわじわ増加 ・
こどもの日 家族で食卓囲む楽しみを ・
「こどもの日」って? 本来の意味考えよう ・
有田川河川敷にこいのぼり 和歌山 ・
天皇陛下、種もみをお手まき ・
「高額療養費制度」は、もっと使いやすくなる? ・
痴漢取り締まり、検挙倍増=新入生、新社会人狙う−警察庁(時事通信)・
代理ミュンヒハウゼン症候群、最長の裁判員裁判に(読売新聞)・
<春の叙勲>皇居で大綬章授与式(毎日新聞)・
NPT会議 藤沢市長「具体的行動を」 父が原爆惨状目撃(毎日新聞)・
帰国ラッシュがピーク、成田空港に5万人(読売新聞)